「新型コロナの影響で苦しんでいる方のため」とお弁当を無償提供しているお店へ視察に行って参りました

2020-05-28

暮らしの安全保障

新型コロナの影響で職を失った方、収入が著しく下がった方等に向けて、昼と夜、お弁当の無償配布している地元・錦糸町の中華屋さんを視察しに行きました。

オーナーさんは日本に帰化した中国の方で、お店を開いて8年目。
オーナーさんを始め、お弁当配布のボランティアの方、並んでいた方にお話をお伺いしました。

▼お店の一角を1周するように行列が出来ていました。

 

雨にもかかわらず、列の最初に並んでいた方はオープンの1時間半前から並ばれていたとの事です。
お子様連れからお年寄り、ホームレスの方、車いすの障害者の方、様々な方が並んでいました。

 

お弁当は4種類。
先頭に並んでいた方にお話を伺い、お弁当の写真を撮らせて頂きました。
本当にありがたいと、感謝の気持ちを述べていました。

 

 

お弁当の無償提供は、昼に300食、夜に200食の予定が、29日は昼に385食、夜に284食、合計で669食を提供したとの事です。
無償提供は、4月14日から始めたそうで、6月2日が最終日だそうです。
1日当たり、食材費だけで10万円以上かかり、料理人は2人体制でボランティアという事です。

これだけの方々が新型コロナの影響で本当に大変な生活を余儀なくされています。
国・都・区、各役割役割で、生活支援を確実に行わなければならないと改めて実感しました。
現状、あまりにも予算が少ないので、国債発行・基金の切り崩しをして、人々の生活を支え、生活の復興をすることが責務です。

墨田区に関しては、新型コロナに対し、予備費を1億円しか積んでおりません。
墨田区財政調整基金、東京都区市町村振興基金を最大限に利用して、2ヶ月、3ヶ月、収入が全くない方や収入が激減された方を支えられるよう、引き続き予算要望して参ります。