税収が落ち込んだら緊縮財政?経済危機の際にやるべき政策とは

2023-02-15

暮らしの安全保障地域経済の安全保障

令和4年度2月議会

区長の施政方針演説を踏まえ、

  • 財政の在り方
  • 事業評価の在り方
  • 「行財政改革の推進」を旗印に進めた民営化の在り方

について、質問いたしました。

一般質問(令和5年2月15日) 抜粋

 区長の施政方針演説についてご質問いたします。
 施政方針の中で、区の財政の現状について、景気の下振れリスクにおいて減収のリスクを鑑み、行財政改革を進めるとしながら、喫緊の課題に対しては優先的に財源を投入すると書いてありますが、税収が落ち込んだ場合は緊縮財政で行財政改革を進める事は景気をさらに冷え込ませる事につながります。
 税収の減収場面ではマイナスシーリング等、予算を絞りさらなる減収及びデフレの要因になる緊縮的な手法でなく、経済危機の時ほど積極的に区の予算を増加させ、市中にお金を流す事が本来的に地域経済、国内経済を下支えする事につながり、住民の暮らしを守る事に直結すると考えますが、区長のご見解をお伺いいたします。

 続きまして、DXの取組における現在の高齢者のICT講習会の事業評価についてお伺いいたします。
現在、ICT講習会において何人の方が受講され、何人の方がキャッシュレス決済を活用可能になったか、具体的な数字を教えてください。
 高齢者の皆さまが講習会に足を運び受講する方法も効果がないとは言いませんが、中国で爆発的にスマホ決済の利用が進み、多くの高齢者の皆さんが活用できているのは、家族が高齢者のスマートフォンの設定を助けた事が一番の要因です。
 高齢者のスマホ決済の利用をより促進させるためには、身近な家族の自助の力や地域の皆様の共助の力を発揮できるように地域力日本一を目指す本区が積極的に、自助、共助の必要性をアナウンスする事が一番の近道だと考えます。
 高齢者の皆さまがキャッシュレス決済促進ポイント還元事業等の区の恩恵を受けられない事が無いよう、今後のICT推進の在り方について、区長のご所見をお伺いいたします。

 続きまして、「行財政改革の推進」の中で、DXやSDGsの視点も踏まえ、行政として担うべき業務の「選択と集中」をより一層進めるという事ですが、具体的に行政が担うべき業務とは何で、民間が担う業務とは何か、現段階での業務の内容及び考え方、方向性を区民に分かり易く詳細に教えてください。